ケースを作る!
さて、基板の動作確認も終わったので次はケースです。
ここでKiCADの3Dモデル出力機能が火を吹きます。

最初、3Dモデルからちまちま寸法を拾っていたのですが、とても面倒だったので現物(?)合わせで穴とかボスの位置を決めてしまいました。雑。
結局こっちの方が間違いが無くて安心なのでおすすめです。ボスのピッチとかは適宜寸法を拾ってやれば変なことにはなりません。
なお、基板が横にはみ出しているのはKiCAD上で基板サイズをテキトウにしたまま3Dモデル化してしまったからです。
やらかした
ここで気づきました。
線の取り出し方向、まずくない?

白いコネクタからは上方向に取り出すのに対し、USB-Cは横方向。
これをどうやって置けと?
USB-Cはケーブル側のストレート部が長いので白いコネクタから取り出す線を曲げるのが妥当ですかね

曲げるためのスペースはこんなもんじゃろか

気を取り直して
続いて、当初の計画にはなかった中蓋を作成します。
箱と蓋、どうやって止めようかと何も考えていなかったのですが、材料がPLAということもあってパッチンどめは厳しそうだし、ネジ締めしようにもそれ用のボスを立てるスペースがありません。
ということは接着しかないですね?
ただ、接着してしまうと、ワイヤを曲げて収める関係上、抜けなくなってしまいます。
そこで、中蓋は開口してコネクタの挿抜が可能として接着しておき、中蓋からボスを立てて上蓋をネジ締めする構造にしようと思います。

こんな感じです。なんか部品が飛び出ているのは気にしないでください。
ワイヤ取り回しスペース確保のためにあえてのネジ締め1カ所。攻めてます。
そして上蓋。

断面見るとこんな感じです。

S3の高さがおかしいのはピンソケットの高さミスっているからです。
完成!
後はこれに適宜フィレットを付けて3Dプリンタで出力すれば完成です。
ネジボスにはインサートナットを入れてあります。
これはいい感じのボス内径にしておいて、圧入、またははんだごてとかで熱を入れて溶かしながら入れます。
壁の肉厚が薄いところではんだごて使うとデロデロになるので圧入にしましょう。
このいい感じ、というのがうちの3Dプリンタだと難しくて何回か作り直しています。
(なんで内径4mmにしたのに出来上がりが3mmなんだよ。。。5mmにしたらきっちり5mmでつくるのに。。。)



コメント